1970-04-27 第63回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第4号
しかし、いまはまだ自動車について、来年度の道路財源等に関連いたしまして、いろいろと新たな課税構想なり、あるいは物品税の非課税のトラック、ライトバン等についての問題なり、いろいろとございますし、自動車の所有者に過負担をかけるというつもりはございませんけれども、しかしそれらの問題の議論がやはり一般大衆の立場から、借家住いをしていても、月賦であってもまず自動車を持たなくちゃあというような気持ちにいま走りつつある
しかし、いまはまだ自動車について、来年度の道路財源等に関連いたしまして、いろいろと新たな課税構想なり、あるいは物品税の非課税のトラック、ライトバン等についての問題なり、いろいろとございますし、自動車の所有者に過負担をかけるというつもりはございませんけれども、しかしそれらの問題の議論がやはり一般大衆の立場から、借家住いをしていても、月賦であってもまず自動車を持たなくちゃあというような気持ちにいま走りつつある
これが通常の姿で——借家住いが最近非常にふえてきている。自分の持ち家というものは総体的に低下しているわけです。そういう点から見てまいりますと、消費者物価指数というものは、政府は七・五%上昇したというけれども、実はそれより以上上がっておる。そこに大衆の、いわゆる生活上の窮乏感というものがあるわけなんです。
まず、私どもは、最初に入国管理事務所の大阪港出張所を見たのでありますが、現在ここの出張所は借家住いをいたしておる、おまけに付近が地盤沈下のために道路が地上げをされました関係で、一階は道路よりうんと下にある、のみならず、ひんぴんとして水浸しになっておるという状況でございまして、いやしくもわが国の入国管理所の玄関口にありまするこの港出張所としてお粗末きわまるものであるという感を深くいたしました。
この窓口の外務省というものは借家住いで、国民が耐乏生活をし、よその官庁が皆借家住いしておるときなら、これは皆忍ぶとしましても、相当すでにいろいろな役所が建物をどんどん建ててりっぱな庁舎に入っておる。なぜ外務省という一国の窓口であるべき省がいつまでもああいう借家住いしなければならないか。私ははなはだこれは一国の体面からいってもふに落ちない。
次に又不動産の取得税でございますが、この改正案によりますと、家屋を新しく建てた、新築するものについては百万円の控除が認められておりますが、借家住いの者はたまたま節約によつて家屋を家主から買うような場合には何らの恩典も考えられておりませんが、これは社会の実情を無視しておるばかりでなく、負担の公平を欠くと思います。
何分地方自治体もただいま財政が非常に枯渇いたしておりますし、中学校がだんだん定員増加を示しておるような状態でございまして、中学校と併設されております借家住いでおる定時制が相当多うございます。全国に千ばかりあると私は考えております。
国の事業をやるのに借家住いでやるというのはこれはおかしいと思う。やはり家も国有でなければならぬ。内容も表もそうでなければならぬ。ただ家は借りても、直接に業務にさしつかえない、やむを得なければしばらく借りておこうというのが、私は建前であろうと考える。また問題は、労働条件その他であるから、家のことでないというようなお話ありますが、これはどうも解しかねるのであります。
併し私個人の感じでございますので、一概には言えないと思いますが、私ども若い時からずつと年々借家住いした者から見ると、やはり一戸建の家に入りたいというのが、一つの小さいながらも希望に違いないと思うのです。で最近公営住宅その他で近代的なアパートができております。中の設備等が非常に進んで参りますれば、アパート住宅というものも、これは大いに進めるべきじやないか。
先ほど私一割乃至一割五分程度ということを申しましたが、私ども非常に自分の経験から申して、借家住いをしていた時分のことを今考え起して見ますと、当初はなかなか家賃の収入に対する比は相当高いのであります。大体二割や二割五分くらいのものは最低のところでもやはり負担せざるを得ないのじやないか、こういうような感じが実はいたしておるのであります。
もうすでに数年になりますが、未だに裁判所の借家住いをしておる。いろいろその間に肩身狭い思をしておる。こういうような実情のようでございますが、郵政と電通の分れますときのごときは、大体財産を二分しておるようでございますが、全部これを裁判所に渡してしまつて、全国の検察庁が家なしになつておるというような実情についてはどういうふうにお考えになつておるか、今後どういうような処置をなさるおつもりでありますか。
大蔵大臣は赤貧であらせられて、本当の模範政治家として未だ借家住いをしておられるということは、私大したものだと思います。これは大したものだとこう思いまして、大蔵大臣はそうした立派なお方ですからして、私は一千万円ぐらいの大邸宅に入つておると思つたがそうでなかつた。そこは大した大蔵大臣だと思いますから……。一番貧乏くじを引いているのは国家公務員です。物が上りもしなければ下りもしない。
上つたならば、大体勤労階級は自分の家に入つておるような人はありませんから、借家住いの家賃が上つて來るから、実質賃金は下つて來ちやうのです。家賃が上りますから……、特に国鉄や大蔵省へ出ておる方は今まで通り三十円じや借せないから上げて呉れということになる、特に大蔵省の役人なんかの家賃は値上げされます。そうすれば大蔵大臣の部下はみんな干上つちやう。
何故そうかと申しますと、かくのごとき都市におきましては、土著の人よりは借家住いの勤労者が大多数を占めているのでありまするから、いかに家屋を建てたい念願がありましてもできないのであります。又自力更正の力のある人は、恒久的建物を要求せられておりまするがために、なかなか手を染めることができないのであります。